そんな時に便利なのがヒートマップツールです。
Shopifyの分析ツールやGoogle Analyticsなどでもアクセス数やユーザーがどのような行動をしたか一目で分かりますが、細かく理解することは難しいです。
特に、初心者となると理解するのが難しい人も多いでしょう。
今回はShopifyのショップ内のユーザーの行動を可視化できるヒートマップツールである「Recoket」の特徴やヒートマップツールの基本情報などについて詳しく紹介します。
【この記事の要点まとめ】
そもそもヒートマップツールとは
ヒートマップツールはWebサイト内でユーザーがどのように行動したのか色の濃淡を利用して視覚的に分かるように示すツールです。
ヒートマップツールを使えば、あなたのShopifyのショップ内で改善すべきポイントを簡単に見つけることができます。
例えば、ヒートマップツールではマウスのクリックやマウスの動き、どこまでスクロールしたかなど細かく分かるのでページ内のどの部分に興味があるのか、逆にどの部分に興味がないのかが分かります。
改善点が分かれば自ずとどのように改善すればいいかが分かるようになり、結果的に売上向上などに期待ができます。
WEB解析においてのヒートマップはマウスの動きを追跡し、そのログからヒートマップを作り出します。
人間の目とマウスの動きは80%ほどの相違関係があると言われており、マウスの動きを分析することができれば、よりユーザーの思考を可視化できるのです。
ヒートマップでユーザー行動分析ができる「Recoket」とは
Recoketとは、Shopifyのショップ内に訪問したユーザーのヒートマップの表示とユーザー行動を録画で分析できるツールです。
ショップに訪れたユーザーの行動(クリック、スクロール、閲覧ページなど)を記録してヒートマップを作成すれば、それだけでページごとのヒートマップを確認でき、簡単にページ改善に活かせます。
shopify内に公開されているヒートマップアプリの中で一番安く利用できる
Recoketはshopify内に公開されているヒートマップアプリの中でも特に安く利用出来ます。
shopify内に公開されているヒートマップアプリの中でも、「lucky orange(ラッキーオレンジ)」というアプリがありますが、lucky orangeと比べてRecoketは半額程度で利用出来ます。
【lucky orangeの料金プラン】
月額利用料 | 18ドル | 35ドル | 70ドル |
ページビュー数 | 10000pv | 40,000pv | 100,000pv |
ページビューレコーディング | 〇 | 〇 | 〇 |
ヒートマップ | 〇 | 〇 | 〇 |
レコーディングの保存期間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
この他に無料プランもありますが、無料プランは7日間しか利用できません。
次に、Recoketの料金プランを見てみましょう。
月額利用料 | 10ドル | 18ドル | 35ドル |
ページビュー数 | 10,000pv | 40,000pv | 100,000pv |
ページビューレコーディング | 〇 | 〇 | 〇 |
ヒートマップ | 〇 | 〇 | 〇 |
レコーディングの保存期間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
Recoketの料金は1ヶ月あたりのページビュー数に基づいて計算し、ページビュー数は毎月リセットされます。
料金も安く、無料プランも用意しているため、気になる人は一度利用してみてください。
月間ページビュー数が500に満たない始めたばかりの運営者は料金もかかりません。
日本語サポートが充実 & 簡単インストール
Recoketは日本語サポートが充実しており、簡単にインストールできる点も魅力です。
shopifyで公開されているヒートマップアプリは全て英語で、使いづらいと感じている人は多いでしょう。
翻訳機能を利用しても分かりづらい日本語に翻訳されてしまい、自分が気になる情報がなかなか得られずに困った経験をしたことがある人は多いはず。
shopifyで公開されているヒートマップアプリで日本語対応しているのは「Recoket」のみです。
そのため、日本語サポートが充実しているヒートマップツールを探してるのであれば、「Recoket」を利用してみてください。
インストールも簡単で、インストールの手順に困っても丁寧なサポートを受けながらインストールすることができますので、安心してください。
一度インストールしてみれば分かりますが、チャットツールによるサポートによるサポートも受けられます。
ページに訪れたユーザーの行動を全て録画してくれる
Recoketはサイト内で行動したクリック・マウスの動き・スクロールなど、ページに訪問したユーザーの行動を全て録画しています。
更新作業などの面倒な手間は不要で、いつ確認しても最新の状態で確認できるのがとても便利です。
また、処理は細かく最適化されているため、サイト自体が重くなることもありません。
GoogleAnalyticsや他のツールではなかなか分析することが難しい内容も分析できるため、今後どのような改善をすればいいのかがより明確になり、正しい改善に期待ができます。
ヒートマップでユーザー行動分析ができる「Recoket」の主な機能
次に、Recoketの機能について詳しく紹介します。
以下の項目に沿って紹介しますので、参考にしてください。
- ダッシュボード
- レコーディング・ヒートマップ画面
- ヒートマップ
ダッシュボード
Recoketのダッシュボードは次のような基本的な数字を確認できます。
・セッション数
・ページビュー数
・カート落ち数
・購入数
・参照元
・デバイス別ユーザー数
セッション数は特定の期間内にWebサイトに訪問したユーザーの訪問回数で、ユーザーがページを訪問してから離脱するまでが1セッションとカウントしています。
アプリをインストールするだけで自動的に情報を収集し、ページビューやアクティビティを記録してくれます。
記録した情報を確認するだけで、ショップにどのくらいのユーザーが訪れて、どのぐらいのユーザーがカート落ちし、またどのくらいの割合の人が購入まで至ったのか、参照元はどこなのかなどを詳しく分析することが出来ます。
特に、参照元が明らかになればユーザーがどこからショップを訪れたのかが分かるため、改善に繋げられるでしょう。
また、ユーザーが商品をカゴに入れたまま購入せずに離脱してしまうカゴ落ちが多い場合は、メールマーケティングやポップアップの表示、購入フローの簡略化などの改善が効果的でしょう。
レコーディング・ヒートマップ画面
レコーディング画面では、クリック、マウスの動き、どこまでスクロールしたかなどの実際のユーザーの動きを確認できます。
【画面の画像】
カート落ちしたユーザ-のレコーディングだけを絞り込み、再生することもできるため、実際に商品を購入したユーザーに動きを確認できます。
ユーザーが直接商品をクリックしなくても、スクロールやマウスの動きだけで気になっている商品が分かることもあるので、一度レコーディングを見て分析する事はとても効果的だと思います。
ヒートマップ画面ではページごとの効果やページビュー数が確認でき、アクティビティはページ内でのユーザー行動(マウスの動き・スクロール・クリック)の値を計算し算出できます。
【画面の画像】
各ページごとのアクティビティも簡単に確認でき、割合などの曖昧なものではなくしっかり数値と確認できる点が便利です。
ヒートマップ
クリックヒートマップではユーザーがクリックした要素を全て閲覧することができ、画面のどこを何回クリックしたかなどの細かい情報も確認できます。
ホームやお問い合わせ先などの項目ごとに数値で表示されるためかなり分かりやすいです。
マウスムーブヒートマップでは画面上のどこでマウスが動いたか、どこが一番マウスが当たっているかなどのユーザーの動きを全て確認できます。
黄色、緑、赤の色で動きが多い部分は赤く表示されます。
また、マウスの動きも数値として表示されます。
スクロールヒートマップはどこまでスクロールして離脱したか、などの細かいところまで閲覧できます。
到達したユーザーの割合やページビュー数などを数値で確認可能です。
デバイスごとのヒートマップでは、PC、タブレット、スマホごとのデータを確認することができ、どのデバイスからのアクセスが多いのかも簡単に知れるのです。
「Recoket」の実際の画面
Recoketの実際の画面が公式ページから確認できます。
まとめ
いかがでしょうか?
今回はShopifyのショップ内のユーザーの行動を可視化できるヒートマップツールである「Recoket」の特徴やヒートマップツールの基本情報などについて詳しく紹介してきました。
Shopifyのショップ運営をしていても、商品が売れないと悩んでしまいますよね。
そんな時に便利なのが「Recoket」です。
RecoketはShopifyの分析ツールやGoogle Analyticsでは難しい細かい分析が可能で、より正しい改善策を見つけることができます。
ユーザーの気持ちに立って、よりよいページ作りをするだけで売上が数十倍になる可能性もあるため、現在売上の伸びに悩んでいる人はぜひRecoketを活用してみてください。
また、shopifyで利用出来るヒートマップアプリのおすすめアプリを別記事にもまとめているので、是非ご覧ください。