shopifyストアを運営している上で、上記のような悩みを持った人は多いはず。
送料設定は利益につながる重要ポイントとなり、顧客の満足度を高めるためにも適切な送料設定が必要となります。しかし、shopifyの送料設定には限界があるため、顧客のニーズが求めるような細かい設定ができないことも。
顧客のニーズに応えられる機能を取り入れたい場合、送料計算アプリの導入をおすすめします。
そこで今回は、shopifyの送料計算や詳しく設定できる3つのアプリと、アプリの選び方について紹介していきます。
【sopify】おすすめの送料計算アプリ早見表
料金プラン | 言語 | 機能 | 使用の手軽さ | 特徴 | |
Shipping Rates Calculator Plus | $7.99 無料プランもあり。 | 英語 | ・顧客側にに配送料が表示される仕組み ・簡単に送料を計算できる ・アプリのレイアウトをカスタマイズし、さまざまなモバイルデバイスに対応 ・安い料金の送料を顧客に提供できる | インストール後は、設定やメンテナンスは不要。30日間の無料トライアルがある。 | ・顧客に配送料が表示される送料計算機アプリ ・アプリからサポートを受けることが可能 ・さまざまなモバイルデバイスに対応 |
Advanced Shipping Rules | 【Lite】$9【Standard】$29【Pro】$59【Unlimited】$99 | 英語 | ・税関と関税の設定 ・送料のタイトルの編集が可能 ・商品グループの作成 ・配送方法の制限 ・商品ごとの送料設定 ・ローカルデリバリーの設定 | 無料トライアル期間だけに限らず、テストモードあり。テーマコードには触れずに、プログラミングの知識も不要。 | ・月額料金$9〜$99までのプランが用意されている ・商品ごとによって送料の設定が可能 |
Shipping Rates by Parcelify | $19.99 | 英語 | ・「~を含む」「~を含まない」などのカスタマイズができる ・離島やエリア外の発送に対応 ・自由な送料設定が可能 ・セット商品、重量ごとに送料が設定 ・特定の送料以上の場合、送料無料にできる | 無料トライアル期間がある。月額$14.99で充実した機能が使用可能。 | ・自由なカスタマイズ、複雑な送料設定が可能 ・shopifyでは設定できない離島やエリア外にも対応 |
送料計算アプリを選ぶ際の3つのポイント
「いくつもある送料計算アプリの中から、どれを選ぶべき?」と悩んでいる人は少なくないはず。そこで、送料計算アプリを選ぶ際のポイントについて説明します。
送料計算アプリを選ぶ基準は以下の3つがポイントとなります。
1.プランや料金で選ぶ
2.無料トライアル期間で選ぶ
3.希望通りの送料設定があるかどうかで選ぶ
これからの3つのポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。
プランや料金で選ぶ
特にこだわりや明確な目的がなければ、プランや料金で選ぶことをおすすめします。いろいろな送料計算アプリを調べた上で、料金を比較してからアプリの利用をした方が無難と言えるでしょう。
最初から高い料金を支払ってしまうと、「思ったよりも機能が良くない」「使い心地が良くなかった」という場合に後悔してしまうことに。アプリ導入後に後悔するよりも、ショップの売上などを考慮した上で、コストがかかりすぎないアプリを選んでいきましょう。
無料トライアル期間で選ぶ
料金プラン以外にも、アプリによっては無料トライアル期間が設けられているケースがあります。無料トライアル期間があれば導入するまでのハードルが低くなり、気軽に導入できるのでおすすめです。
「初めてでよくわからない…」「とりあえず送料計算アプリを導入したい」という人は、お試しとして無料トライアル期間があるアプリを選びましょう。無料トライアル期間とはいえアプリによって期間が異なるので、長い無料トライアル期間を選んでおくと良いでしょう。
希望通りの送料設定があるかどうかで選ぶ
shopifyの送料計算アプリを利用する上で、自分の条件に合うかどうかは重要です。自身のshopifyストアでやってみたいことが、どのアプリで実現できるのかによって使い分けることが必要となります。
例えば、離島などの配送をしたい場合や、細かい料金設定から条件分岐設定などの目的によってアプリを選んでいきます。プラン料金や無料トライアル期間にこだわりがなく、自身のショップを希望通りにしたい人は、事前に機能をしっかり調べておきましょう。
毎回インストールするのは手間がかかるので、調べる際はアプリに問い合わせる、もしくは口コミなどを参考にすると良いでしょう。
【shopify】送料計算に便利なおすすめアプリ3選
shopifyストア運営をするにあたって、送料計算や設定は非常に重要になってきます。shopify上でできる送料設定は「定額配送料」「計算済み配送料」「送料無料」の3種類が可能です。しかし「もっと詳細に送料を設定したい」「顧客のために柔軟な対応をしたい」といった場合は、shopifyのデフォルト設定だけでは限界があります。
顧客のニーズに応えられない状態が続くと、「このショップは使いにくい」と判断して離れていく恐れがあります。顧客の満足度を高めるためにもアプリを導入することで、ショップの成功につながります。
そこで細かい送料計算と設定を行うために、おすすめの送料計算アプリを3つ紹介します。「これから送料計算アプリを導入したい」と考えている人は、ぜひ参考にしてください。
3位. Shipping Rates Calculator Plus
●特徴
・顧客に配送料が表示される送料計算機アプリです。ショッピングカート内の送料が表示されるので、顧客側は使い心地が良く安心しながら買い物ができます。
・インストールするだけで設定やメンテナンスは必要はなく、簡単に利用することができます。
・ユーザーの満足度を考えたアプリです。アプリからサポートを受けることができ、ユーザーにとっても優しいサービスを提供しています。
・さまざまなモバイルデバイスにも適応するレイアウトになっています。
●機能
・顧客側にに配送料が表示される仕組み
・簡単に送料の計算ができる
・アプリのレイアウトをカスタマイズし、さまざまなモバイルデバイスに対応
・安い料金の送料を顧客に提供できる
●プランと料金
・無料トライアル期間・・・30日間無料
・月額料金・・・$7.99(無料プランもあり)
2位. Advanced Shipping Rules
●特徴
・shopify専用アプリであり、プログラミングなどの知識は不要です。
・月額料金$9〜$99までのプランが用意されているため、ショップに合ったプランを選ぶことができます。
・「商品タグ」「商品のタイプ」「SKU」「商品のバリエーション」などの情報に基づいて送料が設定できます。
・無料トライアル期間とは別に、テストモードの使用ができるため機能を無制限で試すことが可能です。
・全てのプランで7日間の無料トライアル期間があります。
・プランが「Lite」「Standard」「Pro」「Unlimited」の4種類があり、プランによって使える機能が異なります。郵便番号を利用した送料設定は「Pro」のみ対応しています。
●機能
・税関と関税の設定
・送料のタイトルの編集が可能
・商品グループの作成
・配送方法の制限
・商品ごとの送料設定
・ローカルデリバリーの設定
●プランと料金
・無料トライアル期間・・・7日間無料(テストモードは無制限)
・月額料金・・・【Lite】$9、【Standard】$29【Pro】$59【Unlimited】$99
プランによって使用できる機能が異なります。
1位. Shipping Rates by Parcelify
●特徴
・郵便番号に基づいた送料設定が可能で、都道府県ごとに配送エリアや送料設定ができます。
・利用可能な機能が充実しており、複雑な送料設定に対応しています。
・14日間の無料トライアルがあり、初めての人でも気軽に利用しやすくなっています。
・shopifyでは設定できない離島やエリア外にも対応しています。
●機能
・「~を含む」「~を含まない」などのカスタマイズができる
・離島やエリア外の発送に対応
・自由な送料設定が可能
・セット商品、重量ごとに送料が設定
・特定の価格以上の場合、送料無料にできる
●プランと料金
・無料トライアル期間・・・14日間無料
・月額料金・・・$19.99
まとめ
shopifyストアで利用できる送料計算アプリを3つ紹介しました。shopify上だけでも送料設定は可能ですが、細かい設定まではできません。そのため顧客のニーズに応えるためにも、今回紹介したアプリを導入してみてはいかがでしょうか。
送料計算アプリを導入する際は「料金プラン」「無料トライアル期間」「希望通りの送料設定ができるか」の3点をポイントに検討してみてください。料金プランを重視する人は「Advanced Shipping Rules」で、無料トライアル期間でたくさん試したい人は「Shipping Rates Calculator Plus」がおすすめです。
より細かい設定を行いたい人は「Shipping Rates by Parcelify」がおすすめですが、他のアプリと比べて少々割高な料金です。運営ショップに合ったアプリを探すためには、ショップの売上はもちろんのこと、ターゲットにしている顧客の居住地なども把握しておくと良いでしょう。
そして、自分自身が目標とするストアを運営するためにも、送料計算アプリは役に立っていくでしょう。